お気軽にお問い合わせください
診療時間11:00~13:00/15:00~19:30 休診日水曜・祝日(土日は隔週) ※土日は10:30~13:00 / 14:30~18:00
抜歯せずご自身の歯を残す治療
歯の中央には「根管」と呼ばれる神経・血管が通る管があります。虫歯が深い場合、お口の中の細菌が根管まで及ぶことで痛みが発生します。また、根の先端から細菌が顎の骨まで広がってしまうと膿などが溜り、悪化すると抜歯以外の選択肢がなくなっています。 これらを防ぐために痛みを取ると同時にきちんと噛むことができるよう治療を行うのが「根管治療」です。当院では根管治療の成功率をあげるために、歯科用顕微鏡である「マイクロスコープ」を始め、症状に応じてさまざまな機器を駆使しています。
肉眼では見えない部分を3倍から30倍程度にまで拡大観察できる歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」です。根管治療には必須の医療機器といえるでしょう。
根管治療の際に患部以外を覆うために使用するゴム製のシートです。細菌を含んだ唾液が患部に流入して起こる細菌感染を防ぐことが目的です。
超音波振動つきのファイル(針)を使用することで、根管内の異物などを取り除くことができ、よりよい根管治療を実現できます。
ニッケルとチタンの合金でつくられている柔らかくしなやかな「NiTiファイル」を用いることで、複雑な根管でも本来の根の形に沿った「歯に優しい治療」が可能です。
Q
治療中や治療後に痛みは感じますか?
A
麻酔を十分に行ってから治療を行いますので、治療中に痛みはほとんどありません。また、治療後は数日間過敏になりがちな場合もありますが、数日内に治まることがほとんどです。麻酔などに不安のある方は遠慮なくご相談ください。
治療にかかる期間はどれくらいですか?
治療する歯の部位や状態によりますので、一概に何日とは言い切れません。細菌に感染していなければほとんどの場合、数回で終了します。細菌に感染している程度によっては、長期になることもあります。
根管治療ができない場合はありますか?
歯が縦にひび割れしている、重度の歯周病が進行しているなどの場合、根管治療が難しいケースがあります。根管治療は根管を治療することはもちろんですが、大事な天然歯を噛める歯として機能させることが本来の目的です。
治療後の注意点はありますか?
治療が複数回必要な場合、できるだけ治療部位で固いものを噛むのは避けてください。また、根管治療を行った後はこれまで以上に虫歯・歯周病予防に力を入れていただくことが、いつまでも自分の歯で美味しく食事をし、健康を維持する上で大切になってきます。
治療費が高いのは何か理由があるのでしょうか?
根管治療を行うには無菌的環境の整備、マイクロスコープを用いた精密な治療、1時間程度の治療時間の確保など、必要な要素が多くあります。そのために必要なコストとお考えください。