よくある質問
Q
矯正治療で抜歯は必ず必要ですか？
A
最初から抜歯ありきというわけではなく、抜歯が必要かどうかは症例によって異なります。矯正治療は矯正器具を用いて歯を徐々に動かすことで歯並びをよくしていく治療ですが、歯を移動させるには、ある程度、顎（あご）にスペースが必要です。人間の体の機能がそれぞれ違うように、歯や顎のつくりもそれぞれ違います。「顎が小さい方」、「顎に対して歯が大きい方」、「口元の突出が大きく出っ歯気味の方」の場合、ケースバイケースですが抜歯を行った方が理想的な歯並びにつながることが少なくありません。また、「男性らしい口元」、「女性らしい口元」を実現するために、抜歯が必要になるケースもあります。当院では精密な検査結果と正確な診断、患者様と綿密なコミュニケーションを取りながら総合的に判断し、患者様のご納得のもと治療にあたっておりますので、安心してご相談ください。
Q
矯正の治療期間の目安は？
A
矯正治療の期間は症状や矯正方法によって異なりますが、成人矯正の場合、2年～2年半が平均的な期間といえるでしょう。また小児矯正の場合は、6～11歳頃の乳歯がすべて永久歯に生え変わるまでの治療を「1期治療」、12～20歳前後の永久歯が生えそろった後の治療を「2期治療」と呼びます。1期と2期を合わせると随分長い間矯正治療をしなければならないと思われがちですが、当院では1期だけで歯並びがきれいになり、2期治療の必要がなかった患者様も珍しくありません。当院では矯正歯科を初めて行う患者様に向けて無料相談を行っておりますので、お気軽にご利用ください。
Q
歯の一部だけ矯正することは可能ですか？
A
矯正治療は必ず歯列すべてを治療しなければならないというものではありません。患者様のご希望によって前歯あるいは奥歯だけ、ほかの気になる歯だけというように部分矯正は可能です。卒業式や結婚式などを控え、短時間で口元の改善を行いたい方にはおすすめの治療法ですが、すべての方に可能な治療法ではありません。歯のスペースが足りないなど口腔内の状態によっては、焦って部分矯正をしても結局全体を矯正しなければならなくなり、かえって費用も治療期間もかかってしまうケースもあります。まずは部分矯正が可能かどうかを専門家の目で判断してもらうことが大切です。
Q
他院で歯列矯正をしましたが、後戻りしました。こちらで診てもらえるのでしょうか？
A
後戻りが生じる要因は一概にいえませんが、「不正咬合を引き起こす何らかの原因が残っている」、「矯正歯科治療の不十分さ」、「治療後のリテーナー（保定装置）の未装着」などが考えられます。せっかく歯並びをよくして心身ともに健康になろうと矯正治療を行ったのに、後戻りしてしまってさらに大きなストレスを感じている方もおられるでしょう。当院は状況にもよりますが、後戻り矯正に関してもできるだけ対応しております。詳しくは一度お問い合わせください。
Q
矯正で顔つきも変わることがありますか？
A
歯列矯正は歯を本来あるべき場所に戻す治療ですので、絶対とは言い切れませんが、自然とフェイスラインがスッキリと整うことが多く、「最近顔つきが変わったね」といい意味で言われて嬉しいというような患者様からのお声をよく頂戴しています。また、顔つきだけでなく、噛み合わせを改善することで食事を美味しくいただけますし、口元だけでなく発音もよくなることで自信が持てるようになったなど、さまざまなポジティブ効果があります。